さぽろぐ

旅行・温泉・観光  |札幌市中央区

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2013年05月30日

春の温泉

今回は温泉ネタ。



かつて夫婦してサムイに行ったり
連れがお母さんとインドに行ったりしたおかげで
タイ航空利用でたまったANAのマイルが結構あって
夫婦で家族合算できれば韓国くらいまでだったら特典航空券で行けるくらいだったのですが
我々の持ってるカードはクレジットカード機能のないもので
それだと家族合算ができないそうで、
仕方ないのでそれぞれのマイルを僕の楽天の口座に交換して
それを使って温泉に行こうと計画したのが3月中頃のこと。

2万円分になったのでこれなら連泊も楽々、
ちょっとぜいたくな宿にでも行ってみようかとしばらくわくわくしてたのですが
わけあって来月大出費することになったので
連泊は断念。
その代わりというか
チェックアウトが12時と遅くて朝風呂もゆっくり入れそうな宿を登別に見つけたので
そこに行くことにしました。
それが先々週末のこと。

その宿は登別滝乃家別館玉乃湯。
滝乃家といえば登別の高級温泉宿ですが
こちらは別館ということでちょっとリーズナブルです。
外観



クマ牧場に行く上り口のところにあります。
外見はちょっとひなびて見えましたが
中はしっかりリノベーションされていて
ロビーの雰囲気もなかなか上品で良いです。



スタッフさんも皆非常に腰が低くてとても感じ良かった。
廊下もきれい



部屋は5階の和室10畳





きれいで畳も新しい。
眺望



バスターミナルが見えました。
洗面台とトイレがあって



部屋風呂はありません。
部屋着は浴衣と作務衣と選べて僕らは作務衣にしました。



作務衣を選べるというのも珍しいのではないでしょうか。
作務衣だと楽なのでこれはポイント高いですね。
タオルは部屋にバスタオルと手拭がワンセットずつ備え付けでした。
部屋の備品にはマッサージ道具があったり



してなかなか楽しかったです。
また風呂にいくときにタオルなどを入れていくかごがあったり



してなかなか便利でした。

で風呂はこんな感じ











以上は女湯側で連れ撮影。
男湯もほぼ対称形で変わらず











どちらも大して変わらないせいか男湯、女湯の入れ替えはないそうでした。
見たとおりこじんまりとしていて
これだと混むと入れないなぁと思いましたが
不思議に混み合うことがなく
たいていほとんど貸切状態でした。
タイミングが良かったのかな?
予約時点ではこの日も満室のはずでしたが。
家族風呂があるので皆さんそちらを利用したのかもしれませんね。
宿は繁華街のど真ん中にあるので
露天で浸かってると車の音などが聞こえて
ちょっとお篭もり感がなかったのが玉に瑕。
でもお湯はさすが登別、白濁硫黄泉で



最高でした。
源泉かけ流しです(加水はしてるそうですが)。
尚一晩中入れて朝も11時まで入浴可です。

夕食は炉辺焼き。
このような席で





陶板焼きは白老和牛の饂飩すき焼き



肉は言うに及ばず
その下にあった饂飩もコシがあっておいしかった。
前後しますが先付と前菜



手前の先付はヨモギ豆腐、
前菜は



手前の蛍イカの沖付けに
右手はしまえび、サーモン、その下に竹の子などの和え物、そら豆、
左手はホッキの酢味噌和え。
どれも上品な味で美味。
とそこに登場したのは



炉辺の焼き物。
この中から一人3品まで選べました。
(1品確か300円で追加できます)
我々は豚肉、角ベーコン、鮎の塩焼き、グルメフランク、蟹甲羅、鶏肉ねぎ味噌焼きを選択。
焼き物のメニューはどれも道産品です。
それから焼き野菜



刺身





新鮮で美味。
サラダに蒸し物



を食べながら焼き物が焼けるのを待ちます



炉辺焼きについてはクチコミでも賛否両論で
確かに食べにくかったです。
しかもこの日はようやく気温も上がって春らしい日だったので
室内に熱気がこもってかなり暑かった。
自分で窓を開ければよかったのですが気が回らなくて
ようやくスタッフが気がついて窓を開けてくれたころには汗だくになってたっけ。
冬ならぽかぽかあったかくて良いかもしれませんが
夏場はちょっと遠慮したい気がします。
加えて炉辺なのであたりまえですが床面の炉を見下ろす形になるので
姿勢も悪くなって非常に食べにくかった。
(我々は座敷でしたが掘りごたつの席もあって
そちらならまた違ってたかもしれません)
もうちょっと炉が高い位置にあったり
座って前面の食べやすい位置に卓があったりすると良いのかもと思いました。
なにはともあれおいしかったですが。
〆にごはんと味噌汁と漬物



ご飯は竹の子ごはん。
おいしかったですがかなり満腹で連れは残してました。
それからデザート。
生チョコと



桜アイス



生チョコは全部連れが食べましたが
とてもおいしかったそうです。
尚芋焼酎を持参してたのでもしかしたら持ち込めるかなと思ってたのですが
持ち込みは固くお断りだそうでした。
仕方ないので生ビールや日本酒



などを飲みました。
きれいなお銚子ですね。
頼んだのは一番安い辛口酒1合420円でしたが
きりっとしてなかなかおいしかったです。

食後腹ごなしに一回入浴して
それから夜中にかけていつものように宴会→入浴を数回繰り返そうと思ってたのですが
低反発の敷布団が非常に気持ちよくて
あまり酒も飲まずほとんど寝てました。
実は前日の夜に緊急で連れに友達からお誘いがかかり
終電を逃して我が家を訪れたTさんとOさんと飲み明かして
連れは半轍。
僕もちょっと参加したりしたので二人とも寝不足だったので
この布団の魔力には抗えませんでした。
夜中の風呂でうたた寝というのも最高なのですが
それにも増して布団が心地良くて
なかなか抜け出すことができずに
結局ようやく風呂に行けたのは翌朝5時くらいでした。

で翌朝の朝食。
夕食のときと同じ席でした。



おかずが少しずつたくさんあってなかなか楽しい。
この他にちょっとしたバイキングコーナーのようなものがあって
納豆や梅干はお好みでいただけます。
写真左手の黒いつぼはお粥です。
二人ともご飯にするとおひつに二人分ご飯がくるだけですが、
一人お粥にすると両方食べれるのでお得ですよと夕食のときスタッフさんに教えてもらったのでそうしました。
ご飯もたっぷり



バイキングコーナーには手作りヨーグルトもあって



なかなかおいしかったです。

食後9時からはこの宿名物の餅つき。
開業以来1日もかかさずやってるそうです。
ロビーに下りていくとこのように準備されていましたが



客の集まりが悪くてどうするのかと思ったら
スタッフさんが館内放送と称してたまたまそこにいた客を交えて
階段口から「よいしょっ!」と声かけすると
三々五々人が集まってきました。
でこのようによいしょっと



客も参加して一人一人持ち回りでもちをつきました。
なかなか楽しかった。
できあがりはきなこもちにして



配ってくれました。
なかなかおいしいおもちだった。

その後は入浴時間ぎりぎりの11までゆっくり入浴。
夜あまり入れなかった分もとを取りました。
やはりチェックアウト12時というのは
予想以上にのんびりできました。
一般的な朝10時チェックアウトだと
朝ごはんを食べてすぐ帰らなくてはいけないような気になって
朝風呂もゆっくり入れませんからね。
こんなにゆっくりできるなら今回は夜ゆっくり寝れたので
返ってしっかり骨休みできて良かったと思いました。

ゆっくり朝風呂に浸かって
11時半くらいにチェックアウト。
車を宿に預かってもらって
小1時間ほど付近を観光しました。
間欠泉を見に行ったり





神社にお参りしたり



地獄谷の入り口に行ってみたり



久しぶりに登別観光しました。
この日は前日同様ぽかぽか陽気でなかなか楽しかった。
昔はなかったように思いますが
いろいろご利益のあるそうな石碑がたくさん


(商売繁盛)


(合格祈願)


(無病息災)


(恋愛成就)

まめに観光開発されているようですね。
なんといっても北海道を代表する温泉観光地なので
この調子でがんばってもらいたいものです。

帰りは連れが昔良く通った苫小牧のこぶ平



に寄って四川風ラーメン



を食べて行きました。
これはなかなかおいしかった。
ボリュームもかなりで腹いっぱいで苦しくなりました。

長くなりましたがさらに付録です。

温泉に行った次の日は早起きして近場に山菜採りに行きました。
折からの陽気で遅れてたアズキ菜がナイスタイミングでした。



おかげでたっぷり収穫



加えてふきも



たらの芽も



たっぷり。
おかげで処理するのに1日がかりでした。
しかし採れたての新鮮な山菜はなににも勝るごちそう





実においしかった。

それからすっかり忘れてましたが先月末のこと
いつぞや連れが職場の宴会で行って気に入った大谷地のルコックにランチに行きました。
ハウスワインをデカンタで頼んで



連れはランチメニューから鹿肉のボロネーゼ



僕は鹿肉ライス(だったかな?)



なかなかおいしかった。
このお店なかなか楽しそうです。
値段もリーズナブルだし





メニューもなかなかふるってそう。
近々ディナーに行ってみようと話してて
まだ行ってません。

最後は戻って温泉に行く前の早朝。
前日まではもう5月だというのになんなんだこの寒さは!
と怒りまでわいてくるほどでしたが
この日は朝からぽかぽか陽気でした。
先述しましたが前日は我が家で明け方まで飲み明かした
友人たちに(Oさんは結構寝てましたが)
連れが出した朝食



韓国旅行のお土産を使いました。
お椀はソルロンタンです。
(ほんとはプゴクッチブを出したいところでしたが
豆腐がなかったのです。)
ソルロンタンはまだ食べてくれましたが
胃が弱ってるところに大根キムチなんか出したもんだから
TさんもOさんもちょっと引いてましたね。
寝不足で朝陽をまぶしそうに目を細めて
いい天気だねーとか言いながら食べたら
なんだか家族が増えたような錯覚に陥ったっけ。
  


Posted by tigermountain at 22:13Comments(0)温泉